
前回の産卵セットの割り出しでは、残念ながら卵は確認できませんでした。しかし、その結果から改善点も見えてきました。今回は条件を見直し、100円ショップの用品だけで再び産卵に挑戦します。なお、今回は前回とは別のメスを使用しています。
前回の結果を振り返ります

前回は交尾確認済みのメスを産卵セットに入れましたが、卵は0個でした。産卵セットにはメスが潜った形跡もあり期待していたものの、残念な結果となりました。
1点気になったのは、ゼリーをたくさん食べていたことです。産卵中のメスは地中にいることが多く、食事量が減るケースがあります。
しかし、前回のメスは産卵セットで過ごす間も食事量は変わらず、よく食べている印象でした。産卵モードに入っていなかったため、食事量に変化がなかったのかもしれません。
今回変更したこと
今回は前回の結果を踏まえ、産卵しやすい環境を目指して4つの条件を見直しました。
| 項目 | 前回 | 今回 |
|---|---|---|
| ペアリング期間 | 3日 | 5日 |
| 設置期間 | 10日 | 14日 |
| ヤシガラチップ | 使用 | なし |
| くぬぎ昆虫マット | 使用 | なし |
ペアリング期間を延長しました
前回は交尾を確認できたため、3日でオスとメスを別々のケースへ移しました。今回は前回とは別のメスを使用しており、交尾も確認できなかったため、ペアリング期間を5日間に延長しています。
なお、カブトムシのメスは一生に一度しか交尾しないことが、研究によってわかりました。
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交尾後に長期間オスとメスを同じケースに入れていると、メスの負担や争いが増える恐れがあります。そのため、交尾後はオスとメスでケースを分けることをおすすめします。
実際に前回の産卵セットでも、交尾後にも関わらずオスがメスに何度も近づく様子が観察できました。産卵セット投入初夜の様子は、こちらの動画で紹介しています。
設置期間を14日へ延長します
今回は産卵セットの設置期間(メスが産卵セットで過ごす期間)を14日へ延長します。前回は10日でしたが、メスにとっては産卵期間が短かったのかもしれません。
十分に産卵する時間を確保するためにも、今回は14日間設置して様子をみようと考えています。
ヤシガラチップを使用しません
ヤシガラチップも今回は使用しません。前回はマットの表面に薄くヤシガラチップを敷いていたのですが、メスの動きによってマットの中に混ざり込んでしまい、産卵の妨げになった可能性があるからです。
一般的にヤシガラチップは、カブトムシの産卵環境としては適さないとされています。今回は少しでも産卵の確率を上げるため、ヤシガラチップを使用せず産卵セットを作ります。
くぬぎ昆虫マットを使用しません
今回は、粒子の細かい「カブトムシ育成マット」だけで産卵セットを組みます。メスはマットの中に卵室を作って産卵するため、粒子の細かいマットの方が適していると考えたからです。
前回は「くぬぎ昆虫マット」と「カブトムシ育成マット」の2種類を混ぜて使用していました。しかし、「くぬぎ昆虫マット」のパッケージには産卵向けの記載がなかったため、今回は使用しませんでした。
一方、「カブトムシ育成マット」のパッケージには「産卵」と記載されているため、今回はこのマットだけで再挑戦します。
現在の様子

メスは産卵セットへ投入すると、すぐに地中へ潜っていきました。マットを気に入ってくれたようで一安心です。
今回のメスは、地表へ出てくる様子がほとんど見られません。前回のメスとは違った行動です。ゼリーも最初の数日は食べていた痕跡があったのですが、現在はまったく減っていないため、少し気になる状況です。
ただし、産卵中のメスは産卵に専念するため、地中から出てこないケースもあるようです。メスの様子や産卵の経過は気になりますが、このまま様子を見ようと思います。
2週間後に割り出します
今回新たに組んだ産卵セットは、2週間後に割り出します。産卵セット再挑戦への過程や実際の様子は、こちらの動画で紹介しています。
今回は結果だけでなく、失敗を踏まえて条件を見直しました。100円ショップのアイテムだけでも繁殖できるのか、引き続き観察していきます。2週間後の割り出し結果も、ブログとYouTubeで紹介する予定です。
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