カブトムシのマットを観察していると、小さな白い虫が動いていることがあります。
「幼虫に悪影響はない?」
「ダニだったらどうしよう」
「すぐにマット交換したほうがいい?」
と心配になる人も多いでしょう。
結論からいうと、白い虫の正体がトビムシであれば、基本的に慌てて駆除する必要はありません。この記事ではトビムシの特徴やダニとの違い、発生したときの対処法について解説します。
トビムシとは?
トビムシは、土や落ち葉の下など湿った環境に生息する小さな節足動物です。体長は1〜3mm程度で、白色や薄い灰色をしています。

トビムシは発酵マットにもともと含まれていることがあります。わたしが使用した未開封の100均マットでも確認できたため、必ずしも飼育管理が原因とは限りません。
また、トビムシはカビや有機物を食べるため、自然界では分解者の役割を担っています。
» マイナビ農業(外部サイト)
トビムシは害虫?そのままでいい?
ショート動画埋め込み予定
トビムシがカブトムシの幼虫や成虫を直接攻撃することは、ほとんどありません。そのため、少数であれば基本的にそのままでも問題ないとされています。
実際に我が家の飼育ケースにもトビムシが発生したことがありますが、幼虫は元気で、ケース内にも特に異常は見られませんでした。発見時の写真やその後の対応については、以下の飼育ログにまとめています。
» 100均飼育ログ6|マットに白い虫(トビムシ)が発生しました
トビムシ自体がカビや有機物を食べるため、飼育環境によっては益虫として扱われることもあります。
ただし、大量発生している場合は、ケース内の湿度が高すぎる可能性があります。トビムシそのものよりも、飼育環境を見直すきっかけとして考えましょう。
トビムシとダニの違い
白い虫を見つけたときに、まず気になるのがダニとの違いです。
| 項目 | トビムシ | ダニ |
|---|---|---|
| 大きさ | 1〜3mm程度 | 0.5mm前後 |
| 動き | 素早く歩く・跳ねることがある | ゆっくり移動する |
| 発生場所 | マット表面やケース内 | 幼虫や成虫の体に付くことがある |
| 幼虫への影響 | ほとんどない | 大量発生時は注意が必要 |
トビムシは比較的活発に動くため、動きに注目して観察してみると見分けやすいです。
トビムシが大量発生したらどうする?
少数のトビムシなら問題ありませんが、ケース内に大量発生している場合は、以下の観点から飼育環境を確認してみましょう。
- 湿度を見直す
- エサを放置しない
- 必要に応じてマット交換をする
湿度を見直す
トビムシは湿った環境を好みます。マットが常に湿りすぎている場合は、霧吹きの回数を減らしたり、換気を行ったりして調整しましょう。
湿った環境はカビの発生につながることもあるため、湿度管理に注意が必要です。
» カブトムシ飼育で発生しやすいカビの種類と対処法|菌糸との違いも解説
エサを放置しない
カブトムシの成虫飼育では、食べ残したゼリーや果物が発生源になることがあります。食べ残しは早めに取り除き、ケース内を清潔に保つことが大切です。昆虫ゼリーの場合は、3〜4日に一度を目安に交換しましょう。
必要に応じてマット交換をする
異臭がある場合や、カビとトビムシが同時に大量発生している場合は、マット交換を検討しましょう。ただし、トビムシがいるだけで慌てて交換する必要はありません。
マット交換をする際には、新しいマットにトビムシがいないか、事前に確認するのがおすすめです。
トビムシを予防する方法
トビムシを完全に防ぐことは難しいですが、次のような対策で数を抑えられます。
- エサを放置しない
- 湿度を上げすぎない
- ケースを定期的に確認する
- カビが発生したら早めに対処する
日頃から飼育環境を観察しておくことが大切です。
まとめ
カブトムシ飼育で見つかる白い虫は、トビムシの可能性があります。トビムシが幼虫や成虫を直接攻撃することは少なく、基本的にはそのままでも問題ありません。
ただし、大量発生している場合は湿度や飼育環境を見直してみましょう。白い虫を見つけても慌てず、まずはトビムシかどうかを確認することが大切です。
今回紹介したトビムシが発生した際の様子は、以下の動画で紹介しています。
動画埋め込み予定
コメント