成長を追跡しているカブトムシの幼虫3匹に、気になる変化が現れました。まだ10月なのに、1匹が蛹室を作っているような動きを見せ始めたのです。
さらに、別の幼虫は地表と地中を行ったり来たり。一方で、残る1匹は地中に潜ったままです。同じように育てている3匹ですが、それぞれ違った行動を見せています。
今回は、10月に観察した3匹の様子と、蛹室づくりの可能性について記録します。
10月、3匹の幼虫に変化が!

これまで体重や成長の様子を比較してきた、カブトムシの幼虫3匹。10月に入り、これまでとは違う行動が見られるようになりました。
特に気になったのは、ケースの側面で動いている1匹です。同じ場所にとどまりながら、体を丸めたり伸ばしたりする動きを繰り返しています。まるで周囲のマットを押し固めているようにも見え、「もしかして蛹室を作っている?」と思うようになりました。
観察時の飼育温度は約23℃です。一般的に、国産カブトムシの幼虫は冬を越し、春から初夏にかけて蛹になることが多いため、10月のこの行動には驚きました。
参考:姫路科学館
そこで、3匹それぞれの様子を詳しく観察してみました。
3匹の幼虫を観察してみた
A|同じ場所で体を丸めたり伸ばしたり
今回、最も気になる変化が見られたのがAです。ケースの側面に姿を見せ、同じ場所で体を丸めたり、伸ばしたりする動きを繰り返していました。
その後も大きく場所を移動する様子はなく、数日間ほぼ同じ位置にとどまっています。観察を続けるうちに、動きも少なくなってきました。蛹室を作るために周囲のマットを押し固めているのかもしれません。
ただし、現時点では蛹室が完成しているかどうかは確認できていません。今後、周囲のマットの状態やAの姿勢に変化が現れるのか、引き続き観察します。
B|地表と地中を行ったり来たり
Bは地表に出てきたり、地中に潜ったりする行動が見られるようになりました。地表ではじっとしていることもあれば、動き回っていることもあります。
マットをかき混ぜた際には、自力で潜る様子も確認できました。地表に出てくる理由は、まだわかっていません。マットの水分や通気性など、飼育環境が影響している可能性もあるため、状態を確認しながら観察を続けています。
C|地中に潜ったまま
AとBに気になる変化が見られる一方で、Cは地中に潜ったままです。ケースの外から確認できる範囲では、目立った変化は見られません。
ただし、姿が見えないからといって、地中で何も起きていないとは限りません。無理に掘り起こすことはせず、今後も様子を見守ります。
本当に蛹室を作っている?
今回、特に気になるのはAの行動です。カブトムシの幼虫は蛹になる前に、土の中に「蛹室」と呼ばれる空間を作ります。
参考:森林総合研究所
そのため、Aが同じ場所にとどまり、体を丸めたり伸ばしたりしている様子は、蛹室づくりを連想させます。しかし、今回の行動だけで蛹室を作っていると判断することはできません。
また、10月は一般的な国産カブトムシの蛹化時期よりもかなり早い季節です。飼育温度は約23℃ですが、温度だけで蛹化の時期が決まるわけではありません。蛹化の時期には幼虫の成長状態や飼育環境など、さまざまな条件が関係します。
参考:東京動物園協会
もしこのまま蛹化が進めば、通常とは異なる時期の成長記録になります。一方で、単なる一時的な行動である可能性もあります。
いまは結論を急がず、観察を続けたいと思います。
3匹の観察はまだまだ続きます
今回の観察では、3匹それぞれに違った様子が見られました。
- A: 同じ場所で体を丸めたり伸ばしたり。蛹室づくりの可能性も?
- B: 地表と地中を行き来する
- C: 地中に潜ったまま、目立った変化はなし
今後はAの動きや周囲のマットの変化、Bが地表に出てくる頻度、Cの様子などを引き続き観察していきます。
今回の3匹の様子は、YouTubeでも公開しています。実際の幼虫の動きが気になる方は、ぜひ動画もご覧ください!
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