
カブトムシは、個体によって行動に違いがあるのでしょうか。
今回はオス3匹を同じ条件で、1匹ずつ15分間観察しました。同じ飼育ケース・同じ種類のゼリーを用意しましたが、最初に取った行動は3匹とも異なる結果に。
観察の様子を写真や動画とともにご紹介します。
観察方法
オス3匹を1匹ずつ順番に飼育ケースへ入れ、15分間観察しました。
飼育ケースとゼリーの種類はすべて同じですが、個体を入れ替えるたびに新しいゼリーへ交換しています。
撮影は、カブトムシが活発に活動する午前3時頃に行いました。
個体紹介

今回観察する個体は、この3匹です。
- 羽開き
-
前羽が少し開き、後ろ羽が見えている個体です。食事や飛行などに支障はなく、普段から元気に活動しています。
- こつぶ
-
3匹の中では最も小柄なオスです。ツノは短めですが、大きなオスと変わらないくらい活発に動いています。
- 左曲がり
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人工蛹室で羽化した個体です。角は左へ曲がっていますが、日常の行動には問題なく、よく食べ、よく動いています。
※人工蛹室については、「人工蛹室とは?作り方や使うタイミングを解説」で詳しく紹介しています。
観察結果
| 個体 | 最初の行動 |
|---|---|
| 羽開き | すぐゼリーへ向かう |
| こつぶ | ケース内を歩く |
| 左曲がり | 登り木の陰へ向かう |
3匹とも、最初に取った行動は異なりました。
羽開きはケースへ入れるとすぐにゼリーへ向かい、その後15分間ほとんど離れることはありませんでした。
一方、こつぶはゼリーには向かわず、ケース内を歩き回ります。15分かけてケースを一周し、周囲を確認しているような行動が見られました。
左曲がりもゼリーへは向かわず、登り木の陰へ移動しました。15分間を通して、登り木の周辺でゆっくり動いている様子が印象的でした。
考察
今回の観察では、同じ条件であっても最初に取る行動に違いが見られました。
今回だけの結果で「性格」と断定することはできませんが、個体ごとに行動の傾向が異なる可能性はありそうです。
また、ゼリーへの反応は空腹の程度や好みだけでなく、天候や湿度など、その日の環境によって変化する可能性も考えられます。今回は雨の日の観察だったため、そうした条件も結果に影響していたかもしれません。
今後も同じ個体を継続して観察し、行動に共通した傾向が見られるのか記録していきたいと思います。
まとめ
同じ条件で15分間観察したところ、3匹のオスはそれぞれ異なる行動を見せました。
一見すると同じように見えるカブトムシでも、観察を続けることで個体ごとの違いが見えてくるのかもしれません。
Beetle Noteでは、これからもカブトムシたちの暮らしを観察し、新しい発見があればブログやYouTubeで紹介していきます。
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